2014年6月29日日曜日

屋久島ヒトメクリ

(びすこ文庫で取り扱いのあるリトルプレスのご紹介です。)


屋久島ヒトメクリ 14号 500円(税込) ArBor出版



屋久島発のリトルプレスを新入荷しました。
個人的に、屋久島には何度も訪れ、一度は移住を考えたこともあるほど、大好きな島なのですが、こんなリトルプレスがあると今回初めて知りました。

山下大明さんの写真や文章で始まるこのリトルプレス、どのページをめくっても、観光だけでは見えてこない、屋久島の生の情報で溢れていて、また屋久島に行きたくてたまらなくなります。
私のように屋久島が好き、という方も、いつか行ってみたい、と憧れている方も、屋久島のどこがそんなにいいの?と不思議に思っている方も、ぜひぜひ、手に取ってページをめくってみてください。どこかにその答えが転がっているかもしれません。

関西での取扱店は、当店のみです。バックナンバーも併せて入荷しておりますので、ぜひ。


<目次>

Theme: 虹

Special Topic: 「有機栽培、20年。」「山麓園」鎌田泊さん

「満足いくものは、死ぬまでできない。」
 高平でみかん園「山麓園」を営む鎌田泊さん(昭和26年生)は、小学生の頃から農作業の手伝いをしていた。

Contents:
巻頭句                     青い鳥
PRAYER                     山下大明
有機栽培(JAS)、20年。 「山麓園」   鎌田泊さん  佐藤未歩
に、虹はどこ?                はるまき子
不朽の言の葉 屋久島齢人シリーズ  岩川 明さん 神﨑真貴雄
ゲッチョの屋久島日記 虹の島のテントウムシ     盛口 満
海と島暮らし ファミリーフィッシング           日高秀一
七色に輝く体躯                山本敏博
口永良部島便り 口永良部島のココが好き       貴舩恭子
「ああ、あなたが虹なのね!」と鏡が笑った。       松本淳子
手仕事めぐり 石の中の虹         高田みかこ
自然派男子のススメ シカの角でなにか作ろう 。    田川 哲
アートプロジェクト AURA.始動              
ヤクGEO ホルンフェルス          中川正二郎
ウィルソンの生涯 丘の上の切株     古居智子
シカ肉食うべし! プロハンター復活編         牧瀬一郎
おいしい時間 セミノールのそのままゼリー           藤原かな子
屋久島くろしお彩時記 コブシメ・アイランド       原崎 森
わたしの大好きな屋久島の風景 有水大吾さん    大沢成二
no rain no rainbow              福田綾子
「屋久島永田お宿組合」、設立。
私と日々と音楽と。「Aguas de Marco」   緒方 麗
こちら屋久島町一人旅案内所 
屋久島屋久犬保存会、設立。
編集後記/広告索引/定期購読のご案内

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(屋久島ヒトメクリHPより)

「屋久島ヒトメクリ.」は屋久島と人をめくる、めぐる屋久島発の雑誌です。 

「屋久島ヒトメクリ.」は、屋久島で暮らす人びと、屋久島にかかわる人びとの日々の出来事や発見、感じたことなどをおもに綴っていきます。 屋久島は、平成5年に世界自然遺産に登録されてから、観光客数はうなぎのぼり。
圧倒的な自然に魅せられ、島を好み、年に数回訪れる人も少なくありません。
その中には、島のあたたかい人情にふれて、「人」とかかわりたくて通う人も多くいるようです。
観光収入が伸びる一方で、環境問題が山積みになっている現状もあります。

「屋久島ヒトメクリ.」は、屋久島の自然や観光のあり方などを語り合い、考える場として、島内外への情報発信の基地をめざします。 また、親から子へ、子から孫へ伝える生活に根ざした情報をあつめて、島の文化の発展・継承につながればという思いもあります。
屋久島の大きな自然と「人」がどんな風に関わって生きてきたのか、生きているのか、生きていくのか・・・。
1ページ、1ページとめくるたびに、小さな発見があったり、誌面を通じていろいろな「人」に出会えたり。 
旅のはじまりです。


<バックナンバー>

12号


8号


7号

2014年6月28日土曜日

本を買って、バレエを見に行こう!(無料招待券プレゼント)

キャンペーンは終了いたしました。たくさんのご来店、誠にありがとうございました。

びすこ文庫×Y.S.BALLET COMPANY コラボ企画のお知らせです。

本日より、びすこ文庫にて、1,000円以上お買い上げのお客様でご希望の方に、8月9日(土)にNHK大阪ホールにて上演されるバレエ『コッペリア』の無料招待券をプレゼントいたします。
(数量限定のため、なくなり次第終了となります)

何で、本とバレエ?!と思われた方も多いと思います。
そこで、この公演の演目『コッペリア』のストーリーを少しご紹介させてください。

ストーリー
青年フランツは、スワニルダという恋人がいるにも関わらず、窓際で本を読む美しい少女コッペリアに恋をしている。
スワニルダと友人たちはコッペリアの家に忍び込み、コッペリアが実は風変わりなコッペリウス博士の作った人形だったことを知る。そこへコッペリウスが帰宅し、友人たちは逃げ出すが、スワニルダは逃げ遅れ、身を潜める。 ・・・・


と続いていく訳ですが、物語の始まりで、本が重要な役割を果たすお話なのです。そこで、当店びすこ文庫にお声がかかったというわけです(少々、強引ですが、そこはお気になさらず)。

このバレエ公演のチケット、通常ならS席6,500円、A席5,500円するものです。
それが、びすこ文庫で本を買うと、1,000円で無料招待券がもらえちゃいます(無料招待券は、S席のペアチケットなので、6,500円×2=13,000円相当(!))。
かなーりお得なキャンペーンです。
招待券の枚数には限りがありますので、ご興味のある方、お早めにどうぞ。


びすこ文庫×Y.S.BALLET COMPANY コラボ企画
本を買って、バレエを見に行こう!

<対象>
びすこ文庫にて1,000円以上お買い上げの方
 
<プレゼント>
下記のバレエ公演の無料招待券


『コッペリア』
2014年8月9日(土) NHK大阪ホール
Y.S.BALLET COMPANY 7th. PERFORMANCE
開演(予定):18:00~
主催:Y.S.BALLET COMPANY
後援:山本紗内恵バレエ後援会
チケット:S席:6,500円 A席:5,500円
演出・振付 山本庸督
 
CAST~キャスト~

スワニルダ  :  中浜  のぞみ
フランツ  :  中井  嵩人
コッペリウス  :  大柴  タクマ
コッペリア  :  小豆  真以
友人  :  佐藤  絵理    髙井  香織    吉房  伽倻    車田  奈苗    坂口  舞    松井  晴香
             東  文昭    今中  雄輔    北川  優佑    椎山  一輝    中弥  智博    宗近  匠

2014年6月27日金曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。


●『西加奈子と地元の本屋』(140B) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
この本の作成にかかわった沢山の方々の、本や書店や地元に対する愛情のたっぷりつまった1冊です。
西さんのファンであってもなくても、いやむしろ西さんのファンでない人にこそ読んで欲しい。
この内容と密度で税込380円は、安すぎです!



●『季刊リトケイ 09号』(離島経済新聞)  (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
島人・島ファン必読、日本の有人離島専門のタブロイド紙 『季刊リトケイ』の最新号(9号)を入荷しました。今号の特集は、「離島観光特集」。作家・池澤夏樹さんへのインタビューもあります。

 毎号『季刊リトケイ』は、版形やデザインがものすごくカッコいいのですが、この9号には、全離島のカタチを集めた離島データ・ポスターが付いてます。
バックナンバーも同時入荷していますので、ぜひ店頭でお手に取ってみてください。



●『文具の友』(さかだちブックス) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
東海三県の文具屋店主が集まって、文具についてあれこれ語ったり、工場見学に出かけたりしながら、文具のいろいろを1冊にまとめた本当に楽しい本です。
文具大好きの方も、文具初心者の方も、ぜひ手に取ってページをめくってみてください。とにかく楽しいことだけは、請け合いです。


●『弁当と傘 vol.4』(弁当と傘編集室) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
兵庫県・但馬地方発のリトルプレス『弁当と傘』の最新号(vol.4)を入荷しました。ファンも多く、“べんかさ”の新しいやつ入ってないんですか?と何人かの方に、問い合わせをいただいていましたが、お待たせしました。創刊号からのバックナンバーと併せて、入荷いたしました。

この『弁当と傘』、但馬地方のなんでもない日常、でもだからこそ大切で愛おしい日常、そんな日々の風景をそのまま切り取ってきたような、素朴で温かいリトルプレスです。そこで生きる人々の息遣いまで聞こえてきそうな地元への密着感が、とっても魅力的です。ぜひお手に取ってみてください。




●『私の死亡記事』 文藝春秋・編(文春文庫)
すごいタイトルですが、この本なんと「ご自身の死亡記事を書いて下さい」という大胆無謀な企画に、各界102人が応えてできたという代物。

それにしても、文藝春秋、よくこんな依頼したな、とその勇気に敬意を払いたいです。死に様って、その人の生き様を映す鏡なのでしょうか。生前に考えられた自身の死に方というのは、その人の死生観を表わしていて、すごく興味深いです。




●『いぬ占い』友野拳太(アーリストインターナショナル)
動物を使った占いは、いろいろあると思いますが、この「いぬ占い」のすごいのは、めちゃくちゃ設定が細かいこと。「血液型」や「星座」だけでなく、「出身地(県別!)」や「兄弟構成」まで診断に使います。ちなみに、私の結果は、「宇宙犬」で、“世の中には実在しない犬”とのこと。。。これは特殊な例で、他は「ポメラニアン」や「ダックスフンド」、「チワワ」など、普通の犬種ですので、ご安心を(?)。これ、かなり当たります。だまされたと思って、一度お試しください。




この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2014年6月23日月曜日

西加奈子さん×津村記久子さんコーナー、できてます

入荷早々、ご好評をいただいているリトルプレス『西加奈子と地元の本屋』(140B)ですが、その中で対談されている、西加奈子さんと津村記久子さんのコーナーを作ってみました。この対談、本当に傑作です。




西さんはもちろんですが、津村さんの小説もものすごく良いです。当店、大プッシュ中です。
同じ大阪出身と言えども、全くタイプの異なるお二人の作品。
本誌と併せて、是非お手に取ってみてください。



2014年6月22日日曜日

弁当と傘 vol.4

(びすこ文庫で取り扱いのあるリトルプレスのご紹介です。)

弁当と傘 vol.4 600円(税込) 弁当と傘編集室



兵庫県・但馬地方(豊岡市)発のリトルプレス『弁当と傘』の最新号(vol.4)を入荷しました。
ファンも多く、“べんかさ”の新しいやつ入ってないんですか?と何人かの方に、問い合わせをいただいていましたが、お待たせしました。創刊号からのバックナンバーと併せて、入荷いたしました。
 
この『弁当と傘』、但馬地方のなんでもない日常、でもだからこそ大切で愛おしい日常。そんな日々の風景をそのまま切り取ってきたような、素朴で温かいリトルプレスです。そこで生きる人々の息遣いまで聞こえてきそうな地元への密着感が、とっても魅力的です。
 
vol.4の特集は、“国道9号”。国道9号線は、山陰地方の主な街をつないでいて、日本で3番目に長い国道だそうで、兵庫県内は北部の但馬地域を横断しています。住人の方の「私と9号線」という思い出がいくつか紹介されていますが、その中に、「初めて買った車の色は、黄色。6歳の時に9号線で車にはねられましたが無傷でした。」というものがあり驚愕。。。
 
その他、9号線沿いのレトロで味のある喫茶店が紹介されていたり(表紙の写真はそのひとつ。とってもいい感じですよね。モデルの女の子もめっちゃかわいい。)、山間の温泉地「湯村温泉」界隈の暮らし、などなど、今号も読みごたえたっぷりです。
 
相変わらず、神戸市での取り扱いは、びすこ文庫だけのようですので(こんなにいいのに!)、ぜひお手に取ってみてください。
 
<目次>


-----------------------------------------------------------------------(以下、「弁当と傘」サイトより)

「弁当と傘」は
このあたりの暮らしのなかから

小さすぎて知られていないけれどおもしろい
だから教えたいこと

知っているようで、じつはあまり知らない
だからちゃんと知りたいこと

これは無くしたくないと思う
だから考えたいこと

当たり前すぎて良いところがみえなくなっている
だから見つけてほしいこと

そんなことを集めて、本にしました。

このあたりに生きる私たちの
小さなアンテナに引っかかったことを
近くの人にも遠くの人にも伝えたい。

そして
ここ但馬でのなんでもない日々が
一段と愛おしく、豊かになりますように。


<バックナンバー>
創刊号


vol.2



vol.3

2014年6月20日金曜日

文具の友

(びすこ文庫で取り扱いのあるリトルプレスのご紹介です。)

文具の友  648円(税込)  さかだちブックス

 

文具好きにはたまらないリトルプレス『文具の友』を新入荷しました。
岐阜の出版社「さかだちブックス」さんの初めての出版物です。

 
このロゴもいい味、出してるなぁ。

内容はというと、岐阜の「アラスカ文具店」、愛知の「Books and Crafts SARANA」、三重の「ノビ文具店」の東海三県の文具屋店主が集まって、文具についてあれこれ語ったり、工場見学に出かけたりしながら、文具のいろいろを1冊にまとめた本当に楽しい本です。

まず表紙がかわいい。右下に名前を書く欄まであって、たまりません。自分の名前をものすごく書きこみたい。

誌面では、最初の文具屋3店主による「東海文具サミット」(要するに座談会)、皆さんの文具が好きで好きでたまらないという気持ちが伝わってきて、微笑ましい程でした。また本題とは関係ありませんが、「アラスカ文具店」さんは、2坪からお店を始められたそうで、「え、うちより狭い!」と興奮してしまいました(当店は、約3坪です)。

その他の記事でも、とにかく皆さんの文具に対する情熱が凄い。質のいいハサミを探して、渡欧してしまうとか。ずばり「黒板株式会社」なんていう会社も。 

「気になっている文具を使ってみた!」とか「気になっている消しゴムを使ってみた!」などはまだ分かるにしても、「プロポーズに向いた文具」って何?!って思いません?
文具初心者の私には、文具の奥の深さと皆さんの熱い思いにクラクラしてしまいました。

東海だけでなく、全国のおすすめ文具店の紹介とマップもありますよ。

文具大好きの方も、私のように、文具初心者の方も、ぜひ手に取ってページをめくってみてください。とにかく楽しいことだけは、請け合いです。


目次






2014年6月17日火曜日

季刊リトケイ 09号

(びすこ文庫で取り扱いのあるリトルプレスのご紹介です。)

季刊リトケイ 09号   540円(税込)  離島経済新聞社
タブロイド紙(406mm×272mm)
24頁フルカラー+有料版限定ブランケット版ポスター付き


島人・島ファン必読、日本の有人離島専門のタブロイド紙 『季刊ritokei』の最新号(9号)を入荷しました。

9号の特集は、“島の光を観に行こう”と題された「離島観光特集」です。
もともと「観光」という言葉には、語源のひとつに「他国を訪れ、その国で観た光を自国に持ちかえる」という意味があるそう。日本全国の島々のそれぞれにある、訪れる人を魅了する「光」にスポットをあて、それらを支える人々の想いとともに「今、観て欲しい光」を紹介する特集です。

中には私もお勧めしたい大好きな島もあれば、これを読んでぜひ訪れてみたくなった島も。これから旅の計画のある人もない人も、それぞれの島の「光」を感じてください。

作家・池澤夏樹さんへのインタビュー「島に教わったこと」も、読み応えばっちりです。小説にも表れている池澤さんの自然観が私は好きなのですが、このインタビューからも色々と考えさせられました。自然は、人間のことなんて、何にも気にしてないんだよなぁ。人間が勝手に、大騒ぎしているだけなんだよなぁ、と改めて感じました。池澤さんの最新作『アトミック・ボックス』は瀬戸内の島が舞台だそうで、そちらも楽しみです。

毎号『季刊ritokei』は、版形やデザインがものすごくカッコいいのですが、この9号には、全離島のカタチを集めた離島データ・ポスターが付いてます。

また、好評につきバックナンバーはすべて売り切れていましたが、今回バックナンバーの8号と7号も同時に入荷していますので、こちらもぜひ!

『季刊ritokei』08号

 
 
『季刊ritokei』07号


 
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『季刊ritokei』09号  内容

島の光を観に行こう「離島観光特集」特集
利尻島/答志島/小値賀島/甑島/竹富島を中心に「島の観光」の今をご紹介。

▼目次
インタビュー 池澤夏樹さん「島に教わったこと」
島々仕事人 「しーまブログ」深田小次郎さん
レポート 佐渡島「人から人へ伝わる鬼太鼓」

石垣島「観光の未来を考えるワークショップ」/天売島おらが島活性化会議/海士町島まるごと図書館構想/奄美大島にLCC就航/ガジュ下会議「島メディアをつくる人々」/島Books「島のガイドブック」/石垣島Creative Flag 〜美しい創造の島へ〜 そのほか、島人インタビューやコラムなど多数掲載

▼体裁
・タブロイド判フルカラー24ページ
・ブランケット版ポスター付き!

▼離島経済新聞社からのコメント
日本は6852島の離島からなる島国。『季刊リトケイ』は全国約430の有人離島にスポットをあてる離島経済新聞社が発行する有人離島専門のタブロイド紙です。国土は小さな日本は、実は世界第6位の領海を誇る海洋島嶼国。利尻島、礼文島などの北国から、東北、日本海、太平洋、瀬戸内海、玄界灘、東シナ海 etc…広大な海に点在する島々にある、色鮮やかな島の文化・歴史・人々の暮らしや想いをお届けします。『季刊リトケイ』の購読料は小さな島々の情報発信に活用されます。生まれ育った島、思い出の島、あこがれの島など、心に島がある方にお読みいただけたら幸いです。

▼商品情報
最新号(9号)定価 540円(税込)
判型:タブロイド紙(406mm×272mm)
体裁:24頁フルカラー+有料版限定ブランケット版ポスター付き
発行:離島経済新聞社

2014年6月16日月曜日

「初めまして古本市」終了いたしました

6/1(日)から開催してきました「初めまして古本市」ですが、昨日を持ちまして無事終了いたしました。本当に沢山の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

今年初旬の準備期間から考えると、長かったようでもあり、でも終わってみるとあっという間だったなーと感じます。

この「初めまして古本市」をきっかけに、当店に初めて来て下さった方も、沢山いらっしゃって、本当にありがとうございました。改めて、お客様、出店者のみなさま、宣伝等ご協力くださった方々、そして一緒に主催してくださったマヤルカ古書店さんに、心よりお礼申し上げます。

出店者さんには、本当にそれぞれのお店の個性豊かなセレクトを出品していただきました。始まる前から、欲しい本がたくさんあって、箱から抜きたい気持ちを抑えるのが大変でした。私も最後に、お客様の気持ちになって、各出店者さんの箱から1冊ずつ購入。どの本が、どの出店者さんの本か分かりますか?

1匹、本じゃないものが混ざってますが。

この古本市で、出店者さんを知ってくださった方、ぜひお店の方にも足を運んでみてください。古本市の限られた箱の中には入りきらない、魅力あふれる空間が広がっています。

また、会期中のイベントとして、京都・神戸の両会場でトークショーを開催できたことも、本当に素晴らしい経験でした。京都会場のマヤルカ古書店さんでは、ライターの南陀楼綾繁さんと、善行堂店主・山本善行さんによる、まさに古本好きにはたまらないトークショーを、神戸会場の当店では、ミーハーな店主らしく、西加奈子さんをお招きしての座談会を開催しました。どちらも沢山のお申込み、ご参加をいただき本当にありがとうございました。

やはりイベント開催中というのは、いつもとは異なる心持ちになるのですが、それも終了し、びすこ文庫は、通常営業というのか、いつも通りのゆったりのんびりした空間に戻ってます。ゆっくり本を選びたいなーという方、どうぞ遊びにいらしてください。本日もお待ちしております。

2014年6月15日日曜日

「初めまして古本市~神戸・京都・大阪 古本三都物語~」開催決定です!    6/1(日)~6/15(日)

本日は、大きなお知らせがあります。

6/1(日)から、
京都のマヤルカ古書店さんと共催で、「初めまして古本市」を開催します!
2012~2014年にオープンした、フレッシュな古本屋さんばかりが集まった古本市です。

会場は、
神戸、びすこ文庫
京都、マヤルカ古書店の二店。

神戸・京都・大阪の三都から集結いただくということで、サブタイトルは、“古本三都物語”(笑)。
神戸の古本屋さんが、京都会場に出品したり、
京都の古本屋さんが、神戸会場に出品したり、
大阪の古本屋さんが、京都や神戸会場に出品したり、と
三都入り乱れての古本市です。

期間中、イベントやトークショーも予定しており、とにかく楽しい古本市になりそうで、わくわくします。

6月は、梅雨どきで、読書には最適な季節ですね。
みなさん、ぜひ足をお運びください!!


神戸と京都の両会場に足を運んでくださった奇特な方には、景品もご用意しておりますので、ぜひ両会場をのぞいてみてください^^

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めまして古本市 ~神戸・京都・大阪 古本三都物語~

【日時】
2014年6/1(日)~6/15(日)

*両会場の定休日が異なりますので、ご注意ください。

【会場】

<神戸>
びすこ文庫
神戸市東灘区岡本5-2-4
電話 078-453-9355
営業時間 12:00-19:00
定休日 水、木

*会期中の休みは、6/4(水)、6/5(木)、6/11(水)、6/12(木)
アクセス 阪急岡本駅 北改札すぐ(右へ3軒目)FARM HOUSE CAFEの2階
スクリーンショット 2013-07-08 7.41.41.png
(詳しいアクセスは、こちら→

<京都>

マヤルカ古書店
京都市上京区上長者町通千本東入ル愛染寺町488-6
電話 090-1039-5393
営業時間  11:00-18:00
定休日  木、金、第2・4日曜

*会期中の休みは 6/5(木)、6/6(金)、6/8()6/12(木)、6/13(金)
アクセス 市バス「千本出水」より徒歩3分、JR二条駅・地下鉄東西線二条駅より徒歩20分



















出店】
 
<びすこ文庫(神戸)への出品>
ホムホム(京都)
ヨゾラ舎(京都)
居留守文庫(大阪)
駒鳥姉妹店(大阪)
マヤルカ古書店(京都)   

神戸会場・出店者さんご自身によるご紹介は、こちら→ 
神戸会場の箱(本たち)のご紹介は、こちら→ 

マヤルカ古書店(京都)への出品>
ワールドエンズガーデン(神戸)
ブックス・カルボ(神戸)
居留守文庫(大阪)
古書星と蝙蝠(京都)
びすこ文庫(神戸)

神戸に出品されるのが“初めまして”のお店や、京都に出品されるのが“初めまして”のお店もたくさんあります。
とにかく“初めまして”づくしの古本市なんです。

【会期中のお楽しみイベント】

■5/31(土)初めまして古本市前夜祭!

南陀楼綾繁『谷根千ちいさなお店散歩』トークツアー
「谷根千と京都 ちいさなお店散歩」

(イベントは終了いたしました。たくさんのご参加誠にありがとうございました。)

ゲスト 南陀楼綾繁(ライター・編集者)
          山本善行(善行堂店主)

時間    18:30開場 19時スタート

場所   
マヤルカ古書店2階

参加費 1200円(要予約)

定員    20名

→ご予約、詳細は
コチラ

■6/8(日)作家・西加奈子が びすこ文庫へやってくる!
『円卓』座談会

西さんと卓(テーブル)を囲んでの、ミニトークショーや、短読会~Short Reading~ 西加奈子バージョン、Q&Aコーナーなど、盛りだくさんのイベントです。
(イベントは終了いたしました。たくさんのご応募誠にありがとうございました。)

ゲスト 西加奈子(作家)

時間 14:00~(2時間程度)

場所 びすこ文庫 隣の部屋

参加費 3500円

定員 8名(要予約、応募者多数の場合は抽選)

→ご予約、詳細はコチラ

古本市も、イベントも、とにかく全部が楽しみです。

みなさんも一緒に楽しみましょう!

2014年6月14日土曜日

『西加奈子と地元の本屋』入荷しました!

(びすこ文庫で取り扱いのあるリトルプレスのご紹介です。)

西加奈子と地元の本屋 380円(税込) 140B
A5判・無線綴じ、32ページ
編者:大阪の本屋発行委員会
発刊:2014年6月13日



先日、当店での座談会イベントにもお越しくださった、西加奈子さんをフューチャーした本が発行されると聞き、居ても立ってもいられず、早速入荷しました。

この本の編者は、「大阪の本屋発行委員会」。大阪で働く書店員、取次会社、編集者など、様々な有志が集まって発足された委員会です。そんな「大阪の本屋実行委員会」が、西加奈子さんの小説『円卓』が原作の映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』が公開されるのを機に作成したのが、この『西加奈子と地元の本屋』。企画・編集・執筆すべてを、大阪の本屋発行委員会がされたそうです。すごい情熱!

内容はというと、先日スタンダードブックストア心斎橋店で開催された「書店員ナイト」での西加奈子さんと津村記久子さんとの対談に始まり、大阪の各エリアの書店での特徴ある売れ筋を紹介した「なぜかウチでは売れるこの本」や、大阪出身の作家が書く小説について書店員が語り尽くす座談会、果ては大阪のカリスマ書店員・百々さんによる「西加奈子“一家”に接近」の記まで、こんな薄い本によくここまで盛り込めたなという程、密度の濃い一冊です。

書店員ナイトでのお二人の対談は、私も実際に聞いていましたが、本当に面白い内容で、会場は何度も爆笑の渦、しかもただ面白いだけでなく、津村さんからは「すべての場所が、誰かにとってのローカル」との名言が飛び出したりと、素晴らしい対談でした。誌面では、その時の模様が余すところなく伝えられています。また「なぜかウチでは売れるこの本」では、エリア毎、しかも同じ大阪内のそれ程離れていない書店であっても、売れ筋の特徴はかなり違うことが窺え、それこそネットではなく、リアル書店を訪れる醍醐味ではないか、と感じました。

とにかく、この本の作成にかかわった沢山の方々の、本や書店や地元に対する愛情のたっぷりつまった1冊です。西加奈子さんのファンであってもなくても、いやむしろ西さんのファンでない人にこそ読んで欲しいと思います。

この内容と密度で税込380円は、安すぎです!
みなさん、ぜひお手に取って見てください。

(西さんと津村さんの著作を集めたコーナーも、設置中です。)


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〈誌面内容〉
 
 お互いに認め合う大阪出身の作家による、
電車の中で読むのはお薦めできない対談
「大阪を書くのは、ほんまはしんどい」か? 西加奈子×津村記久子
〜書店員による書店員のためのイベント「書店員ナイト」特別対談を収録〜
 
 大阪と言っても超ローカルの集合体。
40エリアの店には40種類の「売れ筋」がある
なんでこの本、ウチでは売れるんでしょ?
 
 地元作家をもっと売りたい書店員たちの、
本音とタテマエが飛び交う覆面座談会
 本に“大阪らしさ”なんかいらん?
 
 全国にその名が轟くカリスマ書店員が
西加奈子の家族に接近……実録ルポ
いつかは跨ぐぞ! 西加奈子宅の敷居

2014年6月13日金曜日

出店者さん(神戸会場)の箱紹介:  「初めまして古本市」6/1~6/15

6/1(日)から始まった「初めまして古本市」も、いよいよ佳境に入ってまいりました。せっかく参加店さんが、それぞれに個性豊かな本たちをセレクトをしてくださっているので、一店ずつご紹介させてください。(順不同ですが、何となく本の到着順です。)

途中入れ替えや追加もあり、日々、写真とはラインナップも変わっていますが、面白い箱が揃っていることを感じてもらえましたら幸いです。

駒鳥姉妹店】(大阪・天神橋)


お名前通り、見事に“鳥”の本で揃えてくださいました。
鳥の本、と一口で言っても、図鑑や絵本に、観察記など、これほどバラエティがあるのか、と新しい発見があること請け合いです。
(初日に早速、日本野鳥の会・会員の方が、買ってくださってました^^)
可愛らしくも渋い、鳥のぬいぐるみもありますよ。こちらは、“かけす”、“三光鳥”、“きつつき”の3種類。早い者勝ちです!

ホムホム】(京都・五条)



私は以前から、ホムホム・うめのさんの肩肘張らない、でも本好きにはたまらない絶妙なセレクトが大好きでした。今回そんなホムホムさんの本が当店に並んでいるのがとっても嬉しいです。
今なら、うめのさんが編集した小鳩ケンタさん詩集『檸檬のピーチ』もありますよ。併せてお楽しみください^^

居留守文庫】(大阪・文の里)



お店でもそれ以外の場所でも、本当にいろいろと面白い試みをされている居留守文庫さん。今回の古本市でも、いくつも仕掛けが。というのも、居留守文庫さんには、唯一、京都と神戸の両会場に出品いただいていますが、両会場に足を運んでいただくための仕掛けや、居留守文庫さんのお店(大阪)を含めて、三都をめぐっていただくための仕掛けがあります。ぜひ、箱の中から、その仕掛けを見つけ出してくださいね。更にもうひとつ、古本市が終了しないと判明しない実験まで(!)。これは、両会場をまわっていただくと、気付かれる方もいるかなー、どうかなー。箱の中身も、お店同様、カッコいいセレクトです!


ヨゾラ舎】(京都・市役所前)



この3月に営業を始められたばかりのピッカピカの古本屋さん。ですが、セレクトは渋いですよー。お店では中古音盤と古本を扱ってらして、お得意の音楽関係の本はもちろん、古本好きには垂涎ものの良質な本が並んでます。今回出品いただいた本からも、充分それを感じていただけると思います!

マヤルカ古書店】(京都・西陣)



ラストは、この古本市の京都会場でもある「マヤルカ古書店」さん。お店では、古本だけでなく雑貨、郷土玩具やこけしなども扱ってらして、暮らしに寄り添うとっても素敵な空間です。今回の出品もそんなお店の雰囲気を感じさせてくれるような、すっと心に沁み込む良い本が揃ってます^^

(店主さんご自身による紹介は、こちら→

15日(日)の最終日まで、残り日数わずかです。
残り福を求めて、みなさま是非お越しください!!

2014年6月10日火曜日

西加奈子さんとの「円卓」座談会、終了いたしました

一昨日(6/8)の西加奈子さんを囲んでの『円卓』座談会にご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

あまりに濃い時間で、まだ冷静に振り返ることができていませんが、当日の様子を少しでもお伝えできればと思います。

まずは、イベントの最初に、応募者のみなさまからいただいた西さんへのメッセージをご本人にお渡ししました。


今回定員が8名と少なかったため、ご応募いただいた多くの方にご参加いただくことができず、大変心苦しく思っております。せめて、皆さまの思いだけでも西さんにお伝えしたく、拙い手作りではありますが、このような形でお渡ししました。ご応募いただいた皆さまの思いを、西さんはしっかり受け取ってくださったと思います。 

そして、参加者の皆様の自己紹介のあと、ミニトークショーへ。西さんに、「なぜ今、小説なのか?」ということについてお話いただきました。いろいろお話いただきましたが、本が売れない、とかその中でも文芸書は特に厳しい、など様々な環境要因はあると思いますが、現に今この時代に生きているのだから、それを言い訳にせず、与えられたパイの中で、精一杯やるしかない、というお話が特に印象に残っています。

次は、このイベントのメインとも言える「短読会~Short Reading~ 西加奈子バージョン」。参加者の皆さんに、西さんの作品の中で、お好きな箇所を朗読していただき、その作品やその文章に対する思いを語っていただきました。一人一人の読者の方と、作品についてお話されるのは、西さんも初めての経験だそうで、とても嬉しかったと言ってくださいました。参加者の皆様も、思いのたけを伝えていただけましたでしょうか。

その後、「Q&Aコーナー」へ。事前に参加者の方から募った、西さんにお聞きしたいことを、直接聞いていただきました。本や執筆の話から人生観に至るまで、様々な種類の質問が飛び出しましたが、その一つ一つに真摯に丁寧にお答えくださいました。



最後に、サイン会をしていただいて、イベントは終了。


皆さん、名残惜しくも、ここで西さんとお別れとなりました。
約2時間という短い時間でしたが、本当に本当に濃密な2時間でした。
参加者の皆様にも、楽しんでいただけたなら幸いです。
初めは緊張で顔がこわばっていた参加者の皆様が、最後にはニコニコと笑顔で帰って行かれたのが、とても嬉しく印象に残っています。

個人的なことを書いて恐縮ですが、
私がびすこ文庫を始めるずっと前、会社員だった時代から、作品や、サイン会等のイベント、お手紙などを通して、ずっと私を支えてきてくださった西さんに、店に来ていただけたこと、自分の店で読者の方と交流をしていただけたこと、あらゆることが本当に夢のようです。
(西さんが、夏葉社さんの『早く家へ帰りたい』(高階杞一)を買ってくださったのも、とっても嬉しかったなぁ。)

大変お忙しいスケジュールの中、日帰りで東京から岡本までお越しくださった西さんに、心から感謝いたします。西さんからいただいた沢山の心遣いや、言葉たち、様々な思いが胸に去来していますが、今はまだうまく言い表すことができません。これからも精一杯やっていくことでしか、恩返しはできないと思いますので、細々とですが、頑張り続けたいと思います。

そして、ご参加くださった皆さま、ご応募くださった皆さま、イベントの間、店番をしてくれた中井ちゃん、スタッフとしてイベントを手伝ってくれた黒ヤギちゃん、ドリンクや会場のことなど大変お世話になったFARM HOUSE CAFEさん、その他、このイベントに関わってくださった全ての皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

今後ともびすこ文庫をどうぞよろしくお願いいたします。

(後日、西さんが自身のブログに書いてくださった記事はこちら→
同記事でも触れられている『西加奈子と地元の本屋』の情報はこちら→

西さんと参加者の皆様と一緒に撮った記念写真

思いっきりシメてしまいましたが、「初めまして古本市」はまだまだ開催中です。最終日15日(日)まで、皆様のお越しをお待ちしております!
 

2014年6月8日日曜日

西加奈子さんが、びすこ文庫へやってくる!

参加者の募集は終了いたしました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
(ご応募いただいた方全員に結果をご連絡済みです。メールが届いていない方、ご一報ください。)

初めまして古本市” の期間中に、な・な・な・なんと!、あの西加奈子さんが、びすこ文庫へ来てくださいます!
こんな小さな小さな古本屋に来ていただけるなんて、本当にありがたくて、西さんのお気持ちに涙が出ます。

西さんの小説が原作の映画 『円卓』が、6月に公開されることを記念しまして、今回のイベントは、
講演形式ではなく、西さんとお客様が一緒に卓(テーブル)を囲んで行う座談会形式です。
間近で西さんと交流のできる、超・超、貴重な機会です。
みなさん、奮ってご応募ください!


西加奈子さんが、びすこ文庫へやってくる!
~ 『円卓』 座談会 ~

【日時】 2014年6月8日(日) 14:00~(約2時間)

【会場】 びすこ文庫 隣の部屋
 
スクリーンショット 2013-07-08 7.41.41.png
〒658-0072 神戸市東灘区岡本5-2-4  FARM HOUSE CAFEの2階
(びすこ文庫への詳しい道順はこちら

【定員】 8名

【料金】 3,500円(1ドリンク付き)
                 * FARM HOUSE CAFEのドリンクが付きます。

【イベント内容】
①ミニトークショー
“なぜ今、小説なのか”
今、この時代に、小説を書くということ、小説家であるということ。小説、物語の持つ力について等、お話しいただきます。

②短読会~Short Reading~ 西加奈子バージョン
(短読会とは、当店で定期的に行っているイベントで、テーマに合わせた本(文章)を、お客様に   持ち寄っていただき、「短」い文章を「読」み合う、という「会」です。声に出して読むことで、黙読とは また違う楽しみ方をしませんか、という趣旨ですが、短読会の詳しい内容は、こちら→、過去の開催の模様などは、こちら→、をご参照ください。)

6/8(日)のスペシャルバージョンでは、お客様に、西さんの作品の中で、お好きな箇所や、読んでみたいなと思う箇所を選んで、音読していただきます(長さは、1、2分程度までで、お願いします)。
上手い、下手は全く気にされなくて大丈夫です。西さんご自身も、このパートを楽しみにしてくださっているので、西さんとの交流ツールとして楽しんでいただけたら、と思います。
どうしてそこを選んだのか、その作品への思いなども、もしよろしければ、西さんご本人にお伝えください。

③Q&Aコーナー
事前に参加者の方からいただいた質問に、お答えいただきます。

イベント終了後、サイン会もしていただけるそうです^^

【応募方法】
募集期間:5月9日(金)~5月23日(金)17:00まで

先着順ではなく、募集期間終了後、抽選により決定いたします。
下記の必要事項を記載の上、メールにてご応募ください。

必要事項:
1. 氏名 
2. 連絡先電話番号
3. 連絡先メールアドレス
(できましたら携帯アドレスはお避け下さい。当店からのメールが届かないことがあります。)
4. 一番好きな西さんの作品タイトル
5. 西さんへのメッセージ
(抽選に外れた方のメッセージも、後日、西さんご本人にお渡ししますので、ぜひ思いのたけを綴ってください!)

応募先:
info☆biscobunco.com
(☆を@に変えて、ご送信ください。)

結果発表:
募集期間終了後、当選された方には、メールにてご連絡いたします。

本当に、こんな機会は滅多にないと思います。
みなさんのご応募お待ちしております!

*イベント開催中も、“初めまして古本市”は、びすこ文庫店内で、通常通り、開催しております。当日のお店番も、お楽しみに。

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西加奈子さん略歴 

1977年、テヘラン生まれ。カイロ、大阪で育つ。
2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で第24回織田作之助賞、
2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞を受賞。
他の著書に『さくら』『しずく』『漁港の肉子ちゃん』など多数。
2013年に映画化された『きいろいゾウ』に続き、『円卓』が2014年映画化決定。

2014年6月7日土曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『ネガポ辞典』(主婦の友社)
どんなネガティブな言葉も、とにかくポジティブに変換してくれる辞典。
個人的には、「オンチ」→ 「誰にも真似できないアレンジ」、がツボです。
こじつけでも、無理やりでも、こうやって捉え方を変えるだけで、意外に効果ありますよ。



●『檸檬のピーチ』 小鳩ケンタ コバトレーベル (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
ななつきぐもメンバーのお一人、小鳩ケンタさんの詩集『檸檬のピーチ』の取り扱いを始めました。
びすこ文庫で詩集を扱うのは初です!しかも、編集はホムホムのうめのさん、デザインはSKKYさん、というご縁を感じずにはいられない陣営。asaruさんの絵もとっても素敵なので、ぜひお手に取ってみてください^^


●『エルマガジン』バックナンバー
そこそこまとめて入荷しています。
今読んでも、やっぱりエルマガおもしろいなー。さすが関西が誇る雑誌。復刊を熱望している方も多いですよね。



●津村記久子さんの本
最近のマイブーム、津村記久子さんの本をたくさん入荷しました。

こんな地味な設定で、これほど心に響く小説を書けることが、本当にすごい。しかも、大げさな表現なんて一つも使わず。淡々と書かれているのに、何度もうっ、と胸がつまってしまう。
そして、笑いのセンスが絶妙。津村さんの文章を読んでいると、がはは、と笑うのではなく、知らぬ間に、にたにたしている。めっさ、おもろいです。

こういう人の本が、芥川賞を取った『ポトスライムの舟』以外にも、もっともっと売れてベストセラーとかになる日が来るといいな。ならない方がいいのかな。秘かに熱烈なファンはたくさんいると思いますが。



また、本ではありませんが、御影倶楽部さんのタンブラーを限定入荷しました。
カラフルな手漉き紙の柄で、すっごくかわいいです。写真より実物の方が風合いが分かっていただけると思うので、ぜひ店頭でご覧下さい。1個700円で、今ならなんと花隈の“カフェすいらて”さんのコーヒーチケットが付いてきます!めっちゃお得ですよ。早いもの勝ちです^^



初めまして古本市」の期間中にも、続々と新入荷しております。
岡本にお越しの際は、是非お立ち寄りください。